毎日、幸せと思えるのは素敵なことですが、「あまりに強すぎる幸福感=多幸感」には注意が必要です。多幸感とはどんな意味で、どんな状態を表すのか?また、「正しい」幸せホルモンの出し方について、調べてみました。

多幸感とは、幸せな気分になること

多幸感の意味

多幸感とは、強い幸福感や満足感を感じている状態のこと。わかりやすくいえば、気分が盛り上がり、ワクワクした状態のことをいいます。

意味だけを見るといいことのように聞こえますが、多幸感が強すぎる状態が長く続くとデメリットもあります。

注意すべき多幸感

多幸感を感じているときの言動や行動が、必ずしも自分や周囲を幸せにする「行動」につながるとは限りません。

たとえば、衝動買いが増えたり、他人といるときには空気を読まない発言をしたり。ふだんはやらない行き過ぎた行動をしてしまうこともあります。なにごとも極端なのはよくない、ということですね。

多幸感を感じている時って、どんな状態になる?

多幸感を感じているとき、人はどんな心理になって、どんな行動をするものなのでしょうか?以下のような考えや行動をとることが多いようです。

周りが見えなくなる

たとえば、お酒を飲んで気分がハイになっている時を想像してみてください。相手の気持ちを考えずに発言をしてしまったり、「迷惑をかけないようにしよう」という自制が働かなくなってしまうことがあると思います。

多幸感もこれに近い状態になります。自分が幸せなあまり、周囲のことまで気が回らなくなってしまうというわけですね。

おしゃべりになる

すごく嬉しいことがあったときには、誰かに喋りたくなると思います。そのこと自体は問題ないのですが、多幸感を感じている状態だと、おしゃべりがとまらなくなってしまうという傾向があります。

聞き手が飽きていようとおかまいなし。同じ話を繰り返しているだけのこともあります。聞いている側から見れば、ただの「面倒くさい人」。自分が聞き手のときは聞き流せば済みますが、自分が話し手になっているかもしれないとしたら…恐ろしいですよね。

自分が無敵に思える

落ち込んでいるときは、何をしても失敗しそうに感じるもの。逆に、気分が盛り上がっているときは、すべてが上手くいくと思えます。多幸感を感じると、自分が無敵の状態になったかのように錯覚してしまうのです。

自信を持つという意味では、とてもいいことです。しかし、多幸感を感じている状態だと無鉄砲な行動をしてしまうことが多いため、危険だとも言えます。

後先考えずに、大胆な行動ができる

多幸感を感じると失敗への恐怖がなくなるため、いつもより大胆な行動ができます。怖い上司に反論をしてみたり、まともに話したことのない片思いの人に告白をしてみたり…。

これも一見するといいことのように思えますが、失敗したときのリスクを考えないのは無謀というもの。たったひとつの行動が、人生を狂わせてしまうことだってあるのですから。

多幸感を感じられる4つの幸せホルモンを出す方法

多幸感は、ほどほどであれば毎日の生活をハッピーにしてくれるものです。では、どうやったら多幸感を感じられるのでしょうか?

幸せホルモンと呼ばれる、ドーパミン、セロトニン、エンドルフィン、オキシトキンの4つのホルモンを分泌させることで、多幸感を感じることができます。

ドーパミン

ドーパミンは幸福物質とも呼ばれており、幸福感やモチベーションを高めてくれる脳内物質です。

ドーパミンが分泌されているときは物事をポジティブに考えたり、情報処理能力などがアップしたりすると言われています。

逆にドーパミンが不足すると、やる気が起こらない、継続することができないといった状態になります。

ドーパミンを分泌させるコツは、ワクワクする状態をつくること。そのためには、長期間がんばらないと達成できない目標を立てるのではなく、数日や数時間で達成できる小さな目標を立てることが有効です。

ドーパミンは、

  • 実現可能な目標に向かっているとき
  • 目標を達成したとき

…の2回、分泌されると言われているので、達成可能な目標をたくさんつくることで、ドーパミンを継続的に分泌させることができるのです。

セロトニン

セロトニンは、安らぎや癒しを与えてくれると言われるホルモンです。セロトニンが分泌されると穏やかな気持ちになり、朝の目覚めもスッキリします。

よく言われていることですが、セロトニンは日の光を浴びることによって分泌されます。「太陽の光を浴びましょう」と言われるのは、このセロトニンを活性化させるためなんですね。

ほかにも、軽めのウォーキングや朝食をよく噛むことによってもセロトニンが分泌すると言われています。

エンドルフィン

エンドルフィンは鎮静効果や恍惚感をもたらすと言われていて、とろけるような心地良い気持ちになれます。

ケガや病気による痛みや苦しさを和らげたり、不快感を快感に転換する効果があり、その効果はモルヒネのおよそ6倍にもなるそうです。アスリートが苦しいトレーニングをしているときに心地よくなる「ランナーズハイ」も、エンドルフィンによるものだと言われています。

エンドルフィンを分泌させる一番効果的な方法は運動をすること。ランニングやスポーツなどの有酸素運動、ヨガなど激しい運動でなくてOK。クラシック音楽を聞くことでも分泌するそうです。

オキシトキン

抱擁ホルモンとか、恋愛ホルモンとも呼ばれています。効果は、ストレスが減る、不安や恐怖が和らぐ、人への信頼感が増して社交的になるなど、人間関係においてもいい影響を与えます。

オキシトシンを分泌させるには、他人とのスキンシップをするのが効果的です。

恋人がいる人は、ハグやキスなどいちゃいちゃすることで分泌します。恋人がいない人は、友達や家族と食事しておしゃべりをしたり、人にプレゼントを贈るだけでもオキシトシンが発生するそうです。

おしゃべりが楽しく感じるのは、このオキシトシンが、しっかりと分泌されているからなんですね。

多幸感を上手に引き出して、毎日をハッピーに

多幸感を感じられる4つのホルモンを分泌させるには、

  • 体を動かす
  • 人と触れ合う、コミュニケーションをとる(つまり、心を動かす)

という2つの方法があります。ちょっと気持ちが落ち込んでるなー、と思ったら、散歩をしたり、家族や友達、同僚と話すだけで、きっと幸せを感じられるはずです。簡単にできることなので、ぜひ試してみてくださいね。

1 個のコメント

  • ドーパミン、セロトニン、エンドルフィンについては知ってましたがオキシトキンっていうのがあるのは初めて知った(^^♪
    そういうのがあるんだね

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