彼氏との間に「恋人ルール」を作っていませんか?これまで、カップルや夫婦が長続きするには、ルールが必要と言われてきました。「親しき仲にも礼儀あり」と言われるように最低限のルールはもちろん必要です。
しかし、あまりに窮屈なルールは2人の愛を冷めさせてしまいます。とくに女の子が当たり前だと思って作ったルールは、男の子が嫌がることが多いものです(特に、付き合い始めに恋人ルールを作った場合、男の子は好きな女の子の言いなりになってしまうことが多いのです。だって、嫌われたくないですからね)。
常識では作った方がいい、とされている恋人ルールですが、実はデメリットもたくさん。合わせて、長続きしているカップルがしていることも調べてみたので、参考にしてみてもらえれば嬉しいです。
彼氏が嫌がるNGな恋人ルール

本当に2人が納得した上でつくったルールであればOK!ですが、彼氏が嫌がるNGルールを押し付けてしまっていませんか?恋人ルールは、さじ加減を間違えると大爆発してしまう危険性大!次に当てはまるものがないか、一度チェックしてみてください。
異性との交流禁止
彼氏一筋なのは、素敵なことです。だからといって、「ほかの女の子と遊んだり話したりはダメ」と男の子に強制するのはNG。窮屈に感じてしまいます。
たとえば、職場の同僚や上司が女性であれば仕事で連絡しなくてはならないですし、学生の頃からの友達だっているでしょう。単なる友達と話しただけで、毎回、浮気を怪しまれては、「一生、他の女の子と関われないのかな」と気が重くなってしまいます。
女の子だって、彼氏以外の男の子と話すことがありますよね?このルールを自分にも適用してみたら…と考えてみてください(ぞっとしますよね?)。ケンカの火種にしかならないことが、すぐにわかると思います。
1日1回、必ず連絡する
大好きな彼氏といつも繋がっていたくて、「1日1回は連絡する」というルールを作りたがる女の子は多いです。最初のうちは男の子も、女の子に合わせて付き合ってくれますが、それをOKだと捉えてしまうのは危険です。
ほとんどの男の子は、連絡をしなくてはいけない=義務を嫌がるものです。どんなに好きだって、仕事が忙しくて連絡できないことはありますし、「何を話していいのかわからない(伝えることがない)」ということだってあるでしょう。
お互いにとって1日1回連絡するというノルマはストレスになりますし、できなかったときにはケンカの原因にもなってしまいます。できるだけ、お互いの負担が増えるようなルールを作らないことで、ストレスを感じずに気楽に付き合える関係を築くことができます。
記念日をちゃんと祝う
男女で差があることの代表格が、「記念日」に対する意識です。女の子は記念日を大切にしますが、男の子にとっては、正直どうでもいい場合が多いのです(失礼!)。誕生日やクリスマスなどのイベントに気づかない彼氏はちょっと寂しいですが、「必ずプレゼントを買って、レストランで食事をする」といったルールを押し付けることはおすすめしません。
「お祝いしてくれたらラッキー」くらいのほうが、気が楽だし、プレゼントがあったときの喜びは大きいもの。毎年決まった記念日イベント=ルーティンワークをこなすのではなく、サプライズがあったほうが何百倍も楽しいと思います。
恋人ルールをつくるデメリット

恋人ルールは男の子にとって負担になるだけでなく、最後は2人とって足かせとなってしまうこともあるのです。なぜ、ずっとラブラブのままでいるために作った「恋人ルール」が負担になってしまうのでしょうか?
束縛されていると感じる
恋人ルールが上手くいかないのは、どちらかがルールに縛られている、と感じるときです。つまり言葉の意味どおり、束縛されていと感じるときです。
とくに男の子は、一人の時間をなんとしてでも確保したい生き物です。どんなに大好きな彼女でも、24時間行動を監視されていたり、義務ばかり押し付けられることは嫌がります。
束縛しすぎるかどうかを見極めるポイントは、姉妹や女の子の親友と同じルールを作ったとして、自分が嫌じゃないかどうかを考えてみること。実際に聞いてみるのもアリです。比較的、まめな女の子同士でも「縛られてる!」と感じるルールであれば、男の子が無理なのはいうまでもありませんよね。
めんどくさくなる
「こまめな連絡」や「記念日を祝う」のようなルールは、女の子にとって当たり前でも、男の子にとってはかなりの忍耐と努力が必要です(女の子同士では長電話や女子会は当たり前ですが、男の子はそんなことしないですからね)。
なので、覚えているだけでもよしとして、求めすぎないようにしましょう。たとえば、こんな感じでかわいくわがままを言ってあげると、男の子の負担はぐっと軽くなります。
- 連絡が欲しいとき…直接会った時にひとこと「最近、忙しかった?寂しかったな。」
- 記念日のお祝いをしたいとき…一緒に祝う記念日は、自分と彼氏の誕生日、クリスマス、バレンタインくらいにしておきましょう。回数が多いと相手も自分も疲れちゃいます。
破った時に喧嘩になりやすい
どんなに厳しいルールでも、2人で決めたなら破ってはいけません。しかし、片方が我慢したり、がんばったりしないと守れないルールは、いつか必ず破ってしまう日が来てしまいます。破られたほうの怒りはMAX、破った方も今までのうっぷんを晴らすかのように大げんかをしてしまいます。
恋人ルールは2人が仲良くいるためにつくるものです。それなのに、何度もケンカになってしまうようなルールは本末転倒。それならいっそのこと、なくしてしまう or 最初から作らないのがベストです。
恋人ルールではなく自分ルールを作れば恋が上手くいく!

恋人ルールは、相手に義務を押し付けたり、変化を強要してしまうものです(もちろん、そんなつもりで作っているわけではないでしょうが)。カップルとしてずっと仲良くいたいなら、相手に求めるのではなく、まずは自分が行動を起こすことが大切です。それが「自分ルール」です。
相手を信じる
そもそもルールを作らないといけないのは、まだ信頼関係が充分ではないのかもしれません。恋も仕事も、本当に相手を信頼できているなら、あれこれ言う必要はありませんよね。
最初は不安かもしれませんが、ルールを決めるのではなく「相手を信じる」ことから初めてみましょう。人は命令されるよりも期待されたほうが、応えようとしてがんばってくれるものです。こちらが先に相手を信じることで、相手からも信じてもらえるのです。
しっかりと愛情表現する
長続きしているカップルは、何年付き合っていても愛情表現を忘れません。日頃からしっかりと「好き」のひと言や「ありがとう」という感謝を伝えるだけで、相手はいつまでも「愛されている」と感じることができるのです。
逆に愛情表現を怠ると、マンネリを感じてしまい、付き合う前には感じていた「相手に良く思ってもらいたい」という気持ちすらなくなってしまいます。すると、どんどん相手の悪いところが目に付くようになりすっかり気持ちが冷めてしまう、というわけです。これが、別れの第一歩ですね。
最近、彼氏の悪いところが目につく場合は、ぜひ良いところを見つけて褒めてあげてください。妻と10年以上付き合っている筆者も、ここはとくにおすすめします!
自分磨きを怠らない
愛情表現だけでなく、自分磨きも怠らないようにすることが大切です。
お互いに我慢しなくても長続きするカップルとは、
愛情表現される→嬉しい→もっと愛されようとがんばる→愛情表現される
という好循環の輪の中にいるのです。そうなれば、マンネリになることもなく、束縛をしあうこともなく、お互いに「好き」という気持ちを持ち続けられます。彼氏とケンカばかりしてしまう人は、愛情表現、自分磨きができているかチェックしてみてくださいね。
ルールで縛らないのが長続きの秘訣だった!
本当にお互いを信頼できていれば、恋愛ルールなんて必要ありません。そのためにもまずは彼氏を無条件に信頼してあげて、自分は信頼してもらえるように努力をすること。その努力とは、愛情表現や自分磨きを忘れないことです。そうすれと彼もきっと、あなたの期待に応えてくれるはずです♡
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