相手に良い印象を与える心理テクニックに、ザイオンス効果というものがあります。テクニックの存在自体は知らなくても、実は、恋愛やビジネスでみんなが頻繁使っているものです。

今回は、心理テクニックとしてのザイオンス効果と恋愛で応用する方法についてご紹介したいと思います。

ザイオンス効果とは?

ザイオンス効果とは?

ザイオンス効果(単純接触効果)とは、接触回数が増えるほど、その対象に対する好感度も増していくという効果のことです。アメリカの心理学者ロバート・ザイオンス、がある心理実験を行い、提唱したことによって広まりました。

平たくいうと、「会えば会うほど好きになる」という、わかりやすい理論です。

週1回1時間より毎日10分のほうが効果あり?

抽象的な話だとわかりづらいので、具体的なザイオンス効果の例を出してみたいと思います。

男女が初めて出会って、第一印象はそこそこ好印象だったとします。そこから、以下の2パターンで顔をあわせることになったとします。

  • パターン1: 週1回、1時間ずつ
  • パターン2:毎日10分ずつ

パターン2のほうが一回の過ごす時間は短いですが、実はこちらのほうが、お互いに好感度が高まりやすいのです。なぜ、そんなことが起こるのでしょうか?

接触回数が増える→信頼できるようになる→好きになる

恋愛マンガであるあるなのが、初めはケンカをしていた2人が、最後は付き合うというパターン。ケンカまではしていなくても、なんとも思っていなかった知り合い程度の人が、何度も顔を合わせるうちに仲良くなることはよくありますよね。

つまり、接触する回数が増えるほどお互いのことがよくわかり、信頼できるようになるというわけです。信頼していることは、好意を持っていることと、ほぼ同じですよね。

ちなみにザイオンス効果は人同士だけではなく、食べ物や商品、音楽でも同じ効果があると言われています。

ザイオンス効果を恋愛に応用する方法

「好きな人に何回も会えば好きになってくれる!」というわけではありません。

しかし、ザイオンス効果をうまく活用すれば、好感度を上げることができ、恋愛が成功しやすくなることは確かです。

想いが詰まった重たいLINEを1回よりも、軽い文章を何回も送る

好きな男の子に、どんな内容を、どの頻度でLINEするのか…特に片思い中は、悩みますよね。

  • 長いメッセージを週に1回だけ送る
  • 短文を毎日送る

ザイオンス効果を狙うなら、後者がベスト。「おはよー!今日も仕事がんばろーね(*´∀`*)」、「桜が咲いてたよ!お花見いきたいね♡」など、たわいもない&返事の必要がない短文なら、相手も気が楽です。

逆に、文章がやたらと長い人は、相手に「長い返事を返してほしい」というプレッシャーを与えてしまっているかも。特に、男の子は長いメッセージを嫌がる人が多いので、注意しましょう。

会う回数を増やす

LINEだけのやりとりで好意をアップさせるのは、限界があります。好きな男の子といい感じになるには、やはり直接会う回数を増やすのが一番の近道です。

まずは、相談をしたり差し入れをするなど、理由をつけて会うチャンスを増やしましょう。偶然のフリをして、会社から帰るタイミングを合わせるのもおすすめです。

すぐに距離が縮まらなくても、何回も接しているうちに自然と印象に残るもの。焦らずに会う回数を増やしていき、気軽にランチや飲みに誘えるようになるところまで持っていければ大成功です。

LINEでは楽しい話題を、会うときは笑顔で

たんに、何回も「会う」だけで好きになってもらえるなら苦労はしません。(もしそうなら、会社で毎日会う人を好きになってるはずですよね)。会うだけではなく、会ったときにちゃんと「楽しい時間を過ごす」ことが大切です。

「あの子といると楽しい」という印象が残せるように、LINEでは「疲れた〜」という口癖や、愚痴は封印。文章にするとネガティブなイメージが増しますし、のちのちまでメッセージが残るので、送る内容には気をつけましょう。

また、顔を合わせた時には、笑顔をデフォルトにしておくとgood!女の子が笑っていることで、男の子に「楽しい時間を過ごせてる」と思わせることができます。

恋愛でザイオンス効果を使うときの注意点

ザイオンス効果は万能ではありません。使い方を間違えれば逆効果!好意を持ってもらうどころか、顔も見たくないほど嫌われてしまう可能性もあります。

相手に嫌われている状態で接触回数を増やすと、さらに嫌われる

好意がある or なんとも感じていない状態であれば、会えば会うほど好意が増していきます。しかし嫌われた状態からスタートした場合は、逆の方向、つまり「嫌い」という感情がどんどん増すことになってしまいます。

ちょっとでも「引かれてる?」「嫌われてるかな?」と思ったら、LINEを送ったり、直接顔を会わせる回数を減らしてみましょう。ちょうどいい距離を保つことで、今以上に嫌われることを防ぎ、好意をもってもらうチャンスをつくることができます。

10回繰り返してダメだったら、いったん引いてみる

「押してダメなら引いてみる」という言葉があります。実はザイオンス効果の実験でも、接触回数による好感度アップの効果は10回がピークと言われており、10回以上は何回接触しようと、効果は変わらないみたいなんです。

10回までがんばってアプローチしても進展がないときは、一度、距離を置いてみたほうがいいでしょう。

ザイオンス効果を上手に使って、印象アップ!

人や物に接触する回数が増えるほど好感を持つようになるのが、ザイオンス効果です。けれども、何度接触しようと「嫌いなものは嫌い」ということもあるのが現実。好きな人とたくさん会えば恋に発展するわけではないのです。

恋愛では特に、接触する回数(量)も大切ですが、その時間が楽しいかどうか(質)も大切です。ザイオンス効果を使うときには、笑顔でいることと、楽しい時間を過ごすように意識すると、効果がアップします!ぜひ、試してみてくださいね。

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